泉質が極上!岩手の日帰りで行ける秘湯温泉ランキング
岩手県と言えば山岳部が多い地形なので様々な泉質の温泉が点在していることが有名なのですが、全国での指折りの泉質に感動する人も少なくありません。
この記事では岩手の温泉の中でも特に泉質が良く日帰りで行ける温泉をランキング形式で発表していきます。
本来はトップ5にしたかったのですが、甲乙つけがたい温泉もあり、中途半端ですがトップ7で発表させていただきます。
第7位:新安比温泉静流閣
盛岡市から安比高原を過ぎて走る事15分程度の位置にある新安比温泉。
全国でも珍しい強塩泉でお肌をつるつるにする「メタホウ酸」が豊富な上質湯の宿。
高速道路が近いのでアクセスが非常に楽で、気軽に日帰り入浴へ行けるロケーションが嬉しいですね。
強塩泉なので身体の芯からポカポカしてくるため湯冷めの心配が少ないのが特徴。
塩分濃度は海水の二倍ということですので効能が期待できます!
瀬戸内寂聴さん御用達の温泉でもありますよ。
泉質:高張性強塩化物泉
- 日帰り入浴料金:大人700円/小人400円
- 受付時間:10:00~19:00受付
●アクセスマップ
第6位:新山根温泉べっぴんの湯
岩手県久慈市の山中に位置する秘湯新山根温泉。
東北で一番アルカリ性の高いpH10.7を誇る泉質を求めて全国から観光客が訪れるほど。
全国から見てもアルカリ性の濃度は4番目と極上の泉質を誇ります。
山中というロケーションから見ても秘湯感を堪能できますし、静かに湯あみを楽しめます。
泉質:アルカリ単純硫黄冷鉱泉(低張性アルカリ性冷鉱泉)
- 日帰り入浴料金:480円
- 受付時間:7:00~21:00受付
●アクセスマップ
第5位:網張温泉
盛岡市から車で一時間弱というアクセスの良さと上質な泉質が特徴の温泉。野外にあるワイルド感たっぷりの混浴露天風呂や無料で楽しめる足湯など「網張五湯」と称される風呂を楽しめます。
泉質は単純硫黄泉ですが、季節ごとにお湯の表情が変化するので行くたびに驚かされます。
きつすぎない硫黄臭が心地いいですよ。
源泉かけ流しで、源泉から噴出する高温の蒸気を沢水と混ぜて冷やし温泉に変えています。
泉質:硫黄泉
日帰り入浴料金:600円(鹿追足湯は無料)
本館(大釈の湯・白泉の湯) | 薬師の湯 | 秘湯・仙女の湯 | |
受付時間 | 8:00~14:00 | 【4月~11月】9時~18時(土・日・祝日は1時間延長) 【12月~3月】9時~17時(土・日・祝日は1時間延長) ※12月~3月の毎週木曜日は休館 |
12:00~15:00 |
●アクセスマップ
第4位:須川高原温泉

一関市から秋田県に向かう県境付近にある栗駒山に位置する須川高原温泉。
平安時代の文献にも登場しており、歴史はざっと1100年を超えていると言われています。
泉質はpH2.2の強酸性泉で硫黄臭がします。豊富な湧出量を誇り泉質も極上。
身体の芯から温まります。
蒸気を利用した天然蒸風呂(ふかし湯)も体験できるので湯治客も多いですね。
泉質:含硫黄 – 鉄 – アルミニウム硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
大人 | 子ども | 受付時間 | |
大浴場(内風呂) | 600円 | 300円 | 9:00~16:00 |
大露天風呂(大日湯) | 600円 | 300円 | 6:00~21:00 |
●アクセスマップ
第3位:松川温泉

八幡平樹海ラインの麓にある秘湯松川温泉。
酸性の硫黄泉で入浴後は汗が吹き出すほど濃厚な泉質は行ってきた人たちが口をそろえていうレベル。
秘湯感も程よく県内でもトップレベルの泉質を誇る温泉です。
極端な混雑があまりないため穴場温泉としてもおすすめできます。
松川温泉には
- 松楓荘
- 松川荘
- 峡雲荘
の3つの宿があり、それぞれ魅力たっぷりです。
泉質は3宿とも同じ源泉なので差異はありません。
せん
泉質:硫黄泉
日帰り入浴料金 | 受付時間 | |
松楓荘 | 大人500円 小人250円 | 8:00~20:00 |
松川荘 | 大人500円 小人200円 | 7:00~19:00
※12月1日~3月18日まで8:30〜18:00(受付17:00) |
峡雲荘 | 大人600円 小人300円 | 8:00~19:00※変更の可能性アリ |
●アクセスマップ
第2位:藤七温泉

八幡平樹海ライン途中、山頂付近にある秘湯。
冬季は閉鎖される希少性とワイルドな露天風呂が密かな人気を呼んでいます。
泉質は濃厚な硫黄泉で、湯上りはしばらくぽかぽかしています。
露天風呂の底には温泉成分が沈殿してできた泥が沈んでおり、身体に塗るとさらに温浴効果が高まります。
高山に位置するロケーションから眺めは抜群。
一つ難点を挙げるとすると、開放的でワイルド過ぎる露天風呂は樹海ラインなどから見えてしまうほどおおらかな作りで、混浴ということもあり女性はちょっと恥ずかしいかもしれません。
一応身体を覆うバスタオル着用可にはなっていますが、ほぼ全裸で野外をうろつくことに抵抗がある人にはお勧めできない温泉です。
泉質:単純硫黄泉
大人 | 小人 | |
入浴料金 | 600円 | 300円 |
受付時間:8:00~18:00※冬季閉鎖
●アクセスマップ
第1位:国見温泉

秋田県との県境に位置する秘湯。
エメラルドグリーンのお湯は全国でも有名。
泉質の良さは温泉ファンの間でも話題になっており、他県からの来客が後を絶ちません。
こちらも山奥の温泉のため冬季閉鎖となります。
実際行ってみた感じなんですが、本当に緑色の温泉で濃厚。
湯花が風呂の底に深く沈殿しているほどでした。
この点は藤七温泉と同じですね。藤七温泉ほどのワイルドさは無いものの内風呂から露天風呂まで行くためには10数mほど全裸で歩かなければならず、若干恥ずかしい感覚になりました。(直接露天にも行けます)
硫黄臭と油のような匂いが混ざったお湯は独特で、お湯の表面には油膜ができるくらい濃厚な泉質は特筆すべきですね。
温泉施設は石塚旅館と森山荘の二つがあります。
泉質は同じで好みの方を選ぶと良いですよ。
ちなみに森山荘にはペット専用のお風呂もあることはマニアの間では有名。※人間の入るお風呂とは別です
泉質:含硫黄炭酸水素塩泉
入浴料金 | 受付時間 | |
石塚旅館 | 大人600円 小人300円 | 10:00~16:00 |
森山荘 | 大人 小人 ペットのみ200円 ※飼い主さん入浴の場合ペットは無料 | 9:00~17:00
※食堂を利用する場合7:00~20:00 |