岩手の沿岸部の絶景ポイント厳選6つ
岩手の観光スポットは山の方だけではありません。リアス式海岸と呼ばれる独特の地形は他の県では見ることができない景色を生み出し、絶景を楽しむことができます。
この記事では岩手の沿岸部の見どころポイントを6つにまとめて書いていこうと思います。
小袖海岸
NHKドラマ「あまちゃん」の舞台となった海岸で、知名度は高いと思います。
沿岸北部の久慈市に位置する海岸で撮影地は漁業集落になります。
「ストーブさん」の小屋やOPで使われた灯台などドラマで使われた撮影地を楽しむことが可能ですし、のんびりとした雰囲気の漁村では時間の流れをゆっくりと感じることができます。
予約すれば北限の海女さんたちの素潜り実演も見学できるようです。
アクセスなんですが、小袖海岸までの道のりが狭く車がすれ違えないほどの環境ですので
久慈市から小袖海岸までの送迎のバスが出ており、そちらを利用することを推奨されております。
また、海女さんと言えばかわいすぎる海女さんも有名ですよね!
北山崎
日本交通公社全国観光資源評価の「自然資源・海岸の部」で唯一の特A級に格付けされたほどの絶景ポイントであることはあまり知られておりません。
ちなみに特A級というのは富士山や屋久島の森と並ぶ絶景というレベルです。
岩手県関連の写真にはちらほら使われているので、見たことあると言う人も多いと思います。ただ、名前までは知られていない感じですね。
岩手県の沿岸部をを観光するなら訪れたい場所の一つです。
ただ、田野畑村という立地で都市部から離れておりアクセスしづらいのが難点。盛岡市から車で3時間弱くらいになります。のんびりと時間に余裕を持って出かけたいですね。
鵜の巣断崖

こちらも田野畑村からの絶景ポイント。
田野畑村熱いですね!
北山崎を訪れたら一緒に見ておきたいスポットです。
景勝地として位置づけはされていますが、ちょっとした遊歩道や展望台があるくらいで食事などは他で摂る形になります。若干不便ですが景色は最高です。
手つかずの自然が幻想的でもあり、日本じゃないと錯覚してしまいます。
浄土ヶ浜

奇岩と白い小石の浜、三陸の濃い青をたたえた海が広がる風景はさながら極楽浄土のようです。
宮古市は盛岡市からもアクセスしやすい立地ですし、観光のハードルは低め。
車で約2時間くらいでつきますので(岩手の広さからすると普通の移動時間なんです)訪れるのは楽な方です。
観光遊覧船や青の洞窟をさっぱ船で遊覧できるなどアクティビティも多く、楽しめる観光スポットとなります。
レストハウスも完備されており、食事など休憩も可能になっております。
宮古市のHPには浄土ヶ浜の情報がきっちりと掲載されております。
碁石海岸
大船渡市にある碁石のような石が海岸にあることから命名された海岸。
飲食店やキャンプ場、博物館なども整備されており一日楽しめます。
碁石海岸の石は本当に碁石そっくりですので、一度見ておいて損は無いですよ。
詳細は碁石海岸公式HPをチェックしてみてください。
黒崎仙峡
※画像は展望台で撮影したものですが、現在テラス部分は無い状態となります
陸前高田市広田町にある景勝地。温泉施設や海岸、遊歩道からの展望台などがあります。
半島の先っぽですので、180度のパノラマビューは岩手県屈指の絶景ポイント。あまり知られていないマニアックさもgoodです。
温泉施設では海産物系の食事やワカメソフトといった攻めのスイーツも堪能できます。
沿岸の絶景ポイントおすすめ周回方法
岩手県沿岸部では認知度が低い絶景ポイントが多く眠っていますが、そこを一日で周るとなると時間が足りません・・
盛岡から沿岸部まで出るのに最低でも2時間を使いますし、さらに沿岸部は入り組んだリアス式海岸の地形のため移動時間がかなりかかります。
よって、数回にわけて観光することが必須となります。
例えば宮古の浄土ヶ浜は施設やアクティビティなどが充実しており一日いっぱい楽しめるため単体で旅行。
次は田野畑村で鵜の巣断崖と北山崎を観光しその足で久慈の小袖海岸へ・・(キツキツになりますので、小袖海岸は後日でもOK)
碁石海岸と黒崎仙狭はセットで観光など。
近いところ同士を併せてみて回ると効率が良いですね。バスなどでは効率が悪いので、やはり移動には車がベストかと思います。
注意点として、わかりやすい道の場所ならいいのですが黒崎仙狭は特に入り組んだ道を進んで行くため迷子になりやすいのが難点。
岩手上陸初の人は北山崎だけは見ておいて損は無いですよ。
移動時間を考慮した時間配分がカギとなります。